ミイラチョコ

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この日でモスクワとお別れ。

モスクワよりもサンクトペテルブルクのほうが観光地がたくさんあるみたいだったので
サンクトペテルブルクの日程の方を長くとった。

でも、今考えるとモスクワにあと1〜2日いても良かったかも。

私たちにとってモスクワとサンクトペテルブルクの違いは衝撃的だった。
全然、別の国に来たみたいだった。
まず、道を歩いている人の顔立ちも表情も違う、服装も違うし、
道路も町並みも全然違った。

サンクトペテルブルクのほうが観光客も多くて
人々がにこやかで明るい感じがして、英語だって通じる人が多いし、
旅行しやすかったのは確かなんだけど…
たまに自分がどこの国にいるのかわからないような気になって
あのぶっきらぼうな顔したモスクワがなぜか私は恋しくなってしまった。

逆に言うとサンクトペテルブルクの魅力は
ヨーロッパっぽいんだけど
でもどこの国なのかわからないような多面性と幻想的な雰囲気だと思う。
特に夕暮れ時の川沿いの道なんかをぶらぶら歩いていると
ロマンチックで夢みたいにいい気分だった。

どちらの都市もそれぞれ魅力があって大好きになったけど
私はマゾ気質があるのか、住むならモスクワを選ぶかな?
Aちゃんとも住むならどっち?という妄想話で盛り上がった。



さて、モスクワからサンクトペテルブルクに移動するために
私たちは、朝7:00発の特急サプサン号に乗った。

露_サプサン号ホーム

※サプサン号の発車ホーム。
ホームには警官がいたけど、ただ立って煙草吸ったりしてるだけだった。
あと乗るときにパスポートチェックがあった。

露_レニングラード駅の中

※モスクワのレニングラード駅の構内。
殺風景だけど割と新しい感じ。


サプサン号はモスクワ⇔サンクトペテルブルク間を約4時間で結ぶ超特急で
最高時速は250キロも出るらしい。

チケットを現地でゲットするのが大変そうだったので
ヨーロッパ鉄道チケットセンターという会社に手配してもらって日本から予約していった。
値段は時期によって変動するはずだけど、私たちのチケットは2等席で7800円だった。
(それに手配料が1000円とチケットの送料がかかった。
ちゃんと進行方向向きで景色が見えるように座席を手配してもらえて
この手配料は安いと思う。)

2等席でも座席は狭くなかったし、シートも固くなかったし、
車両内にスーツケース置き場や上着をかけるところもあって快適だった。
トイレはきれいに使われてるとは言えなかったけど
設備は日本の特急列車と同じだった。
あと、日本の新幹線と違ってだだっ広い土地を走るせいか、
あの壁みたいなのがなくて景色がよく見えた。
(但し、季節のせいか時間のせいか、最初は霧が濃くて何も見えなかった。)

露_サプサン号からの景色

※窓から小さな家がたくさん見えたんだけど、あれがダーチャなんだろうか?



11時過ぎにサンクトペテルブルク到着。

初めて流しのタクシーに乗ることにしてちょっと駅前でモジモジして
最初に声をかけてきたタクシーのおじさんのに乗ることにした。
(確実にぼられていると思ったけど、相場も知らず交渉力もないんだから仕方ない…)
タクシーが謎の車種のボロ車だったので
Aちゃんがドライバーのおじさんにどこ製の車か聞いたら
おじさんが自分の出身地を聞かれたと勘違いして「ジョージア」と答えた。
前夜のレストランですっかりグルジアに親しみを持っていた私たちは
「グルジア!?ハチャプリ!!」と覚えたてのグルジア料理の名前を元気良く呼んだ。
おじさんもすごく嬉しそうになって
グルジア料理屋の前を通るときはいちいち指差して教えてくれた。

露_サンクトペテルブルクの駅の中

※サンクトペテルブルクのモスクワ駅。中はこじんまりしてた。



この日泊まったホテルは、エルミタージュ ミュージアム オフィシャル ホテル。
ジュニアスイートにしたので部屋もキレイで広くて、
スタッフも親切で、朝食も美味しくて、
このロシア旅行中このホテルが一番良かった。
2泊しかしなかったけど、もっと泊まりたかったな〜

http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g298507-d4450452-Reviews-The_State_Hermitage_Museum_Official_Hotel-St_Petersburg_Northwestern_District.html


唯一、立地はあまり良くないけど、
オフィシャルホテルだからホテルでエルミタージュ美術館のチケットも買えるし、
美術館との無料送迎バスもある(但し1日3便か4便)のでそれは便利。

あ、あと、バーがかなり謎で、
注文とりにきたスタッフが私たちのカクテルを作っててびっくりした。
最初、ウォッカを使ったオリジナルのカクテルはある?って聞いたら
一度引っ込んでパソコンの前で他のスタッフと相談してて
も、もしかして…ネットでカクテルの作り方…検索してる…?って笑いそうになった。
結局オーソドックスにコスモポリタンを注文することになったんだけど
注文とった人がカウンターの中でぎこちなくシェイカー振りだした時は、爆笑しそうになった。


露_エルミタージュホテルの部屋

※部屋は明るくてインテリアはロマンチック!

露_エルミタージュホテルの洗面台

※ちゃんとダブルボウル。
床暖房もついてて快適なバスルーム。

露_エルミタージュホテルのバスルーム

※モスクワのホテルにはビデがなかったけど、
サンクトペテルブルクで泊まった2軒は両方ともビデつき。文化圏が違うって感じ!


チェックイン後、ホテルから歩いてメインストリートのほうに向かう途中
大好きなテレモックでキャベツのブリヌイを食べた。
生地がほのかに甘くてキャベツがたくさん入っていて
ソースのかかっていない広島お好み焼きみたいな感じで美味しかった。
前も書いたかもしれないけど、本当にテレモック、日本に来てほしい…

露_テレモックのキャベツのブリヌイ

※スープとチャイとブリヌイのセット。


サンクトペテルブルクの天気はすごく変わりやすくて
この日もザーザーの雨に降られた。
折り畳み傘を日本から持ってくるのを忘れた私もとうとう観念して
メインストリートのデパート(一番大きいデパートらしいけど結構さびれてて年配向けって雰囲気)で
折り畳み傘を買った。
日本のように安い傘は売っていないようだったので
無駄遣いしたくない人は折り畳み傘を忘れずに持っていくべき。

この日の夜はバレエに行くことになっていて
色々歩き回っているうちに時間が中途半端になってしまった。
結局、文学カフェでお茶してからバスでマリインスキー劇場に行った。

露_文学カフェの中

※文学カフェの中。重厚な感じ。

露_文学カフェで食べた甘いブリヌイ

※文学カフェで食べた甘いブリヌイ。
モチモチしてて少し重たいクレープって感じ。



サンクトペテルブルク市内はモスクワと違って地下鉄の駅がそう多くないので
バスに乗るとすごく便利だった。
でも観光客向けのバスマップや案内もなく、これまたハードルが高い。
Aちゃんが観光案内所でバスの路線を聞いてくれたので
ドキドキしながらバスに乗った。
そして乗り過ごしたりしないように周りの人に「マリインスキーシアター」と言いまくって
親切な人に降りる停留所になったら知らせてもらった。

サンクトペテルブルク滞在中、この人の親切に頼る作戦で乗り切ることができた。
ちょう怖い顔したおじさんでもちゃんと教えてくれて、本当に親切な人が多くて嬉しかった。
私も日本で旅行者の人に親切にしたいな。

サンクトペテルブルクのバスはたぶん一律料金で、
中に集金係のおばさん(おじさんの時もあった)が乗っているので
その人にお金を渡すと小さい紙切れがもらえる。それがたぶんチケット。
なるべく小さいお金を渡したほうがお釣りのトラブルの原因にならないと思う。

集金係の人はほとんどがすごく親切だったけど
一度だけおばあさんにお釣りをごまかされてしまった。
たいした金額じゃなかったし、
おばあさんもササ〜とバスの奥のほうに逃げていってしまったから罪の意識はあるんだろうし、
ちょっと悲しかったけど、小さいお金を出さなかった私が世間知らずだったんだ。


マリインスキー劇場ではプリンシパルのディアナ・ヴィシニョーワの「ジゼル」をみた。
私みたいな素人が見てもディアナ・ヴィシニョーワが突出した存在だということははっきりわかる程、
圧倒的に美しくて、重力がないみたく軽やかでものすごい踊りだった。
思わず息を飲む、って経験を初めてした気がした。
人気の演目であまりいい席は取れなかったけど、本当に行って良かった!
(マリインスキー劇場も日本で席を予約できて、
自分でeチケットを印刷して持って行けばいいのでカンタン。)

youtubeに同じ演目があがってたので興味がある人はどうぞ。

露_マリインスキー劇場の舞台

※マリインスキー劇場の舞台。立派!

露_マリインスキー劇場のロイヤルバルコニー

※ロイヤルバルコニー!すごい立派!!

露_マリインスキー劇場カーテンコール

※ちっともうまく撮れなかったけど、カーテンコール。
最後の挨拶の仕草も全部優雅でほんとにほんとにキレイだった〜



帰りは劇場から地下鉄の駅まで歩いて(結構遠い)、地下鉄降りてまたホテルまで歩いて、
歩き疲れてちょーヘトヘトになってホテルに帰ったら
部屋にサービスのフルーツが届いてたのでそれ食べて寝た…

露_ホテルのフルーツ盛

※お腹がすいてたので貪り食った。
ターンダウンのときに持ってきてくれてたんだろうか?
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