ミイラチョコ

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公開初日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで鑑賞。
王様のブランチとかでも紹介されてたせいか見事に満席。


期待してた面白さとは違ったけど、私は結構面白かった。
でも予想外のラストに劇場じゅうが一瞬ポカ~ンとしたのも肌で感じた。

隣の席の割と映画みてそうな若い男の子二人組のかたわれも
終わった瞬間「え~なんだよこれ~」ってあきれたようなため息をついてたし、
前にいたカップルの男性も「これじゃタイムトリップ映画とは言えない」みたいな不満を口にしてたし、
男の子二人組のもう一人も「まぁ、でも俺は面白かったよ」とは言ってたけど
手放しで褒めてる感じじゃなかった。

映画館に行って映画みて私が面白いと思うのはこうゆうとこ。
あのポカ~ンとした奇妙な空気って、あとからDVDでみても体験できないもの。
あと、周囲の人の会話を盗み聞きして
「私もそう思う!」とか勝手に同意したりするのも楽しい。


なんでみんな肩透かしを食らったように感じたのかというと
たぶん、予告とかの宣伝から想像してた内容の斜め上のストーリーだったからだと思う。

予告やなんかの映画の紹介はたいていこんな感じ。

殺すべき標的が30年後の自分というひねりの利いた設定と
巧みな脚本が各方面から絶賛されたSFアクション。
(中略)
2074年の世界ではタイムマシンが開発されていたが、その使用は法律で固く禁じられていた。
しかし、犯罪組織は(中略)タイムマシンで標的を30年前に送り、
待ち構えている処刑人“ルーパー”に殺害を実行させていた。
2044年、ルーパーとして30年後の未来から送られてくる標的の殺害を請け負っていた男ジョー。
ある時、そんなジョーの前に標的として現われたのは、なんと30年後の自分だった。
一瞬の隙が生まれ、未来の自分に逃げられてしまう現代のジョー。
ルーパーは処刑を失敗すれば、即座に犯罪組織に消されてしまう運命だった。
現代のジョーは、処刑を完遂すべく、すぐさま未来の自分の追跡を開始するのだが…。
(allcinemaより引用)

これだと、主人公がどんなとんちを使ってピンチを切り抜けるのか?
ってところがキモの映画に思えるけど、実際はそこが全然違う。


【以下ネタバレあり】




まず、前提になっていることがちょっと違う。
ルーパーはいつか30年後の自分を必ず殺すことになっていることを最初から知っている設定なので
「そんなジョーの前に標的として現われたのは、なんと30年後の自分だった。」
の「なんと」は嘘。
わかっていたけど恐れていたものが「とうとう現れた」だけだ。
そしてルーパーは「処刑人」なんてかっこいい感じのものじゃなくて
高額の報酬も貰えるけど、犯罪組織の中の使い捨て部隊で、
所詮チンピラという刹那的で悲しい存在だった。

それと近未来にはタイムマシンだけじゃなくて
人口の10%程度に突然変異で超能力者(てかサイコキネシス限定ぽい?)がいるということ。
ここがクローズアップされてないから、みんな、聞いてないよ~!と思うのでは?
(今、改めて予告をみてみたら結構重要なシーンを見せてたけど。)



未来の世界の犯罪組織を束ねる黒幕が
どんどんループを閉じている(ルーパーに30年後の自分を殺害させること)から
未来の主人公は自分が生き延びるために
その黒幕を子供時代に殺してしまおうとするけど
その子供は実は強力な念力を持った超能力者だった…
ってちょっとしたトンデモ展開。

主人公は未来の黒幕の子供とその母親と交流する内に
子供の危険な面もみるけど無垢な面も見て、
またその母親が子供を命懸けで正しいほうに導こうとしていることも知って
自分が死ぬことで親子の命と未来の世界を守るって選択をする。

荒廃した環境から利己的に生きるしかなかった主人公が
ずっと求めていた母親の愛を目の当たりにして
子供の未来のために初めて大きな自己犠牲を払って成長する物語だと思えるし、
将来の主人公役のブルース・ウィルスは、
未来の自分というより、自分よりも力のある父親っぽい存在だから
自分の恋人(母親と一回セックスする)を守るために父親を殺して乗り越える物語だとも思える。

最初からそう思っていれば問題なかったものの、
タイムトリップ痛快アクション映画をみるつもりの観客、
特にたまにしか映画みない人にとっては、期待はずれだったんじゃないかな?

例えば、殺人事件の密室トリックをどうやって解くんだろう?と思ってワクワクしてたら
最終的に、愛があれば殺人なんて起きないんだ!あ、鍵は犯人が最初から持ってたんだよ、
ざわわ、ざわわ、ざわわ~、風が通り抜けるだけ~
って、映画が終わっちゃったら、そりゃがっかりするよね。

私も予想と違ったわ~とあっけにとられながらも
結果的に面白かった。

未来の黒幕の子役が邪悪に見えたり、かわいく見えたりするところが巧みで良かったのと
主人公の親友が処刑されるシーンがすごく印象に残った。
痛みもなにもないけど、指が一本一本なくなって、鼻もそがれて、
車のブレーキを踏もうとしたら足も消えて…すごい描写!
それとジョセフ・ゴードン=レヴィットがブルース・ウィルスに成長していく描写で
ハゲが重要なポイントにされてるところも笑えた。

あと、未来の黒幕親子の家に
私の部屋にあるのと同じIKEAの電気スタンドがあったんだけど
近未来でもIKEAは貧乏人に重宝されてるってことなのかな?



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テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画
コメント
運動不足も解決!
FAEkii98
ダイエット効果まであったりして(笑)
ぽっこりお腹も無くなって、さらにさらに…
http://6l04lfJ6.diet.bio-rizm.net/6l04lfJ6/
2013/01/18(金) 13:06:36 | URL | ハチ公 #DCRLeAs. [ 編集 ]
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